といった疑問にお答えします。
- 春分の日とは
- 行事やイベント
- 春分の日に食べるもの
3月の祝日といえば、「春分の日」。
春が近づいていることを感じられる季節ですね。
春分の日はなにか特別なことがあるのかや、由来などについてまとめました。
結論:春の訪れを楽しみ、ご先祖さまや自然に感謝をする日
では、見ていきましょう。
春分の日とは
「春分の日」とは、3月にある祝日です。
国民の祝日に関する法律には、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日と定められています。
由来や意味
春分の日の由来はどうやら「二十四節季(にじゅうしせっき)」にあるようです。
二十四節季をすごく簡単に説明すると、1年の太陽の動きによって季節を分けたものです。
春の二十四節季は下記の6つに分けられています。
名称 | 説明 |
---|---|
立春 (りっしゅん) | 寒さも峠を越え、春の気配が感じられる |
雨水 (うすい) | 陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる |
啓蟄 (けいちつ) | 冬ごもりしていた地中の虫がはい出てくる |
春分 (しゅんぶん) | 太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる |
清明 (せいめい) | すべてのものが生き生きとして、清らかに見える |
穀雨 (こくう) | 穀物をうるおす春雨が降る |
春分の日は黄経という太陽の通り道がちょうど0°になって、太陽が真東から昇って真西に沈むので、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
また、春分の日はそのむかし「春季皇霊祭」と呼ばれ、歴代の天皇や皇室関係の霊を祭る儀式が行われていました。
儀式自体は現在も皇居で行われていますが、1948年頃から「春分の日」という名称に変わりました。
行事やイベント
春分の日は春のお彼岸ともいわれていて、お墓参りをする日とされています。
春季皇霊祭の霊を祭る儀式のなごりで現在でもお墓参りをするなど、ご先祖さまをうやまう風習が残っていることがうかがえますね。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、春分の日は季節の折り返し地点でもあります。
比較的過ごしやすくなる時期なので、お花見やピクニックなどをして過ごす方も多いでしょう。
春分の日に食べるもの
春に咲く牡丹の花にちなんでぼた餅を食べます。
お彼岸にぼた餅をお供えして食べることで、厄除けの意味があるとされているからです。
他にも、精進料理や桜餅など春をイメージしたものや、旬のものも多く食べられています。
まとめ
春分の日とは3月にある祝日で、自然や生物・ご先祖さまに感謝をする日です。
お墓参りをしたりぼた餅を食べることが春分の日の行事とされています。
自然・生物・ご先祖さまに感謝するとともに、身近なひとへも感謝の気持ちを伝えてみるのもいいですね。
暖かくなってお出かけしやすい季節を楽しみに、良い春をむかえましょう!
以上です!読んで頂きありがとうございました!