といった疑問にお答えします。
- 社長の仕事
- 忙しい社長がしていること
- 暇そうな社長がしていること
- 社長が与える周囲への影響
あなたはどんな社長や経営者と働きたいですか?
社長や経営者であるあなたは、どんな働き方をしたいですか?
毎日忙しそうにしている社長と暇そうにしている社長、両者に対して”なぜ?”と思ったことはありませんか。
今回は、両者の違いについてまとめてみました。
結論:忙しい社長→自分が仕事を抱えすぎている、暇そうな社長→周りに仕事を任せている
では、見ていきましょう。
社長の仕事

社長の仕事はこれといった決まりはないかもしれません。
周りに優秀な人材がいれば全部任せることもできますし、ほとんど全部の仕事を自分ですることもできます。
何をして何をしないか、誰にも文句を言われずに自分で決められるのが社長です。
仕事の内容を選べる社長ですが、例えば、社長の仕事として下記のような内容が挙げられます。
- 決断をする
- 資金繰りを考える
- 人材育成をする
- 責任をとる
- 得意なことをする
1つずつ見ていきましょう。
①決断をする
経営をしていると、さまざまな場面で決断を迫られるときがあります。
会社や事業に何らかの大きな影響を与える可能性があるときや大きなお金が動くときなど、上層部やほかの社員だけでは判断ができないことは社長の判断が必要となります。
すべての決定権は社長にあり、社長の一言で様々なことの方向性が決まります。
②資金繰りを考える
何かをするには資金が必要です。
現状を把握して未来を予想しながら、資金繰りがうまくいかなくなる前に銀行から融資を受けるなどして資金を調達します。
③人材育成をする
人材育成の1つに「面接」が挙げられます。
最初から社長が行う会社もあれば、最終面接は社長が行う会社もありますよね。
一緒に働く前にどんな人かを見極める面接も人材育成に係る仕事といえます。
面接以外に、新人教育や上層部・中堅の教育に携わる場合もあるでしょう。
④責任をとる
会社の代表者なので、不祥事や問題などがあったときは全責任を取らなければいけません。
自分が起こした問題でなくても責任を負う立場にあります。
⑤得意なことをする
営業や事務作業など、雑務と思われるようなことでも、得意な仕事はしたほうが効率がいい場合があります。
「得意だから」、「できるから」やっているという感覚で仕事をしている方も多いでしょう。
忙しい社長がしていること

さて、毎日のように忙しい社長はなぜそうなっているのでしょうか。
それは、社長業プラス社員レベルの仕事をしていて仕事量が多くなっている可能性が高いです。
なぜなら、「任せられない」からです。
- 「全部自分がやらなきゃいけない」と思っている
- 人材不足
- 仕事量が多すぎる
①「全部自分がやらなきゃいけない」と思っている
「任せられない」・「任せたくない」・「自分でやったほうが早い」と思って全部自分でやってしまい、仕事量が増えてしまっているケースです。
②人材不足
上記①にも関係しますが、人手が足りない・優秀な人材がいないケースです。
人材育成をする余裕も新しく人を雇う余裕もないなどの理由から、人材を確保できず、社長自身も社員なみに仕事をしなければいけない状況にあると考えられます。
③仕事量が多すぎる
良くも悪くも、仕事量が多すぎて手が回らず、社長も社員と一緒にバリバリ仕事をしているケースです。
忙しい社長ができていないこと
やろうと思っていても、忙しすぎてできていないことってあると思います。
- 周囲とのコミュニケーション
- 教育
- 評価
社長自身に余裕がないため、会社での会話が少ない・飲み会や社員旅行などがないなど、社内コミュニケーションが不足しがちです。
また、常に時間がないため仕事を教えられず、社長は忙しいままで社員たちは新しい業務に携われないなどの悪循環が続きます。
自分のことで精一杯なので社員の働きをしっかり見ることができず、適正な評価ができていないなんてこともあります。
環境の改善や周囲のことを考えて行動を起こす、ということがなかなかできないように思えます。
暇そうな社長がしていること

続いて、暇そうな社長について見ていきましょう。
人によっては暇そうに見えるほど「何をしているの?」という疑問が強くなるかもしれません。
なぜ暇そうに見えるのか、
- 読書
- スマホ
- ゲーム
- 寝る
- 社員の邪魔
- その他(趣味関係)
などをしていて、働いているようには全然見えないからですね。
上記のような社長の姿を毎日見ていると、仕事のモチベーションが下がる方は多いと思います。
仕事に関係することをしているのかどうか実際のところはわかりませんが、「社長が暇=仕事を任せられる人材がいる」という捉え方もできます。
暇そうな社長ができること
「暇=余裕がある」という考え方をしてみましょう。
余裕があると例えば下記のようなことができます。
- 会社の規模拡大や環境を整える
- 社員旅行
- 飲みニケーション
- 充実した福利厚生
「会社をより良くするには」、「社員のためになることは」など、業務以外の環境面についても考えられるので、社員と良い関係を築きながら会社を成長させることができます。
時間と思考に余裕があるので、次なる一手を打ちやすいのです。
最後に、忙しそう・暇そうな社長が与える周囲への影響について見ていきましょう。
社長が与える周囲への影響

社長は周囲にどう思われているのでしょうか。
忙しい社長
- 忙しそう、大変そう、しんどそう
- 毎日バリバリ働くからプレッシャー
- 新しい仕事がまわってこない
- 話しかけづらい
- 社長が忙しい=仕事がある=会社は安泰なのか
暇そうな社長
- 仕事をしないなら会社に来るな
- 邪魔をするな
- 働け
などでしょうか。
ちょっとマイナス要素が多くなりましたね。
忙しくしている社員たちからすると、暇そうにしている社長の存在はかなり邪魔です。
反対に、あまりにバリバリ働かれてもその空気感に疲れます。
何をしていようが”社長”という存在があるだけで、多少なりとも社員たちはピシッとするのは間違いありません。
まとめ
毎日忙しくしている社長と暇そうにしている社長の違いは、「周囲を頼っているかどうか」が大きなポイントとなります。
あえて忙しい道を選んでいる場合もあれば、そうせざるを得ない場合もあり、暇か忙しいかはどちらも良し悪しあります。
仕事の9割は人間関係です。
誰と何をするかは自分自身で選べます。
やりたいことをより良い環境でできるよう、社長や経営者である方も会社員である方も、世渡り上手に生きていきましょう。
以上です!読んで頂きありがとうございました!